高度成長期からバブル崩壊を経て、IT時代へと日本の家庭環境や社会環境は大きく変わり、礼儀を知らない大人、傍若無人な若者、しつけのない子ども、日本の社会は何か大切なものが欠けているのではないでしょうか。特に、大切な時期に中途半端な状態におかれた子ども達に対し、家庭・学校・一般地域社会が、見て見ぬふりで、ますます放置される状態になっています。そして、最近流行のバーチャルリアリティの影響と重なり、色々な少年犯罪増加の要因になっていると思われます。
当会では、家庭や学校、一般社会が無意識のうちに避けていた「子供のしつけ」をわずかですが、厳しい修行を積んできた落語家の生活や経験を通して、子供達に社会生活を営む為に最低限、何が必要かを理解してもらう一助にできないかと考えました。「笑い」を中心にした楽しい芸術鑑賞で、腹の底から笑っている子ども達を見て、普段接することのない落語家を通して見聞きする体験は、子ども達に素直な気持ちで受け入れられるはずと、確信しています。
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