曲 目 |
内 容 |
附 子 |
外出する主人は太郎、次郎冠者に「桶の中には附子という毒薬が入っているから気をつけろ」と言いおくが、怖がりながらも2人が桶の蓋と取ると中には黒砂糖があった・・・。 |
柿山伏 |
道中、喉の渇いた山伏が、柿の木に登って柿をほおばるところに畑主現れる。それに気づいた山伏は隠れるが、畑主に犬だ、猿だ、鳶だといって木の上でからかわれる。 |
棒縛り |
主人は自分の留守に召使である太郎冠者と次郎冠者が盗み酒をしないように、太郎冠者の両腕には棒、次郎冠者の両腕は後ろ手に縛り付けておく。しかし、両冠者は奇抜な工夫をめぐらして、またしても酒を飲み始める。 |
萩大名 |
清水坂の茶屋へ萩の花見に出かけた無風流な田舎大名。太郎冠者は気を利かせて、茶屋の亭主に即興の和歌を所望された場合を予想して、いろいろ大名に予習をさせるのだが・・・。 |
盆 山 |
盆栽を盗みに入ったところ、その家の主人に見つかり、犬や猿の鳴き声を所望される。最後には鯛と言われ、鯛の鳴き声が分からない盗人は「タイ・タイ・タイ」と飛び跳ねながら逃げる。 |